送る言葉(定年退職)文例/例文

高橋部長。 長い間お世話になり、本当にありがとうございました。

私は入社時に□□支店で、当時、営業部のバリバリのエースとして活躍しておられた高橋部長に営業のイロハを一から教えていただきました。職場では非常に厳しい上司として、電話でのアポの取り方から、声の出し方、書類の作成方法まで、みっちり叩き込まれました。

部長は今もダンディですが、当時も今でいうイケメンでして、仕事以外にも酒の飲み方から女性の口説き方まで、こちらもみっちり仕込まれました。女性が苦手だった私が妻と無事に結婚ができたのも 高橋部長のおかげと、心から感謝しております。

その後の異動で、ずっと別々の職場におりましたが、ご縁があって、こうしてまた高橋部長と机を並べて、最後の一年間をともに過ごすことができました。
久しぶりに再会した高橋部長は、声も身体も以前よりさらにパワーアップしておられました。私は部長が若手を指導しておられる姿を横で拝見しながら、自分の入社当時を懐かしく思い出すことが何度あったかわかりません。

このたびめでたく定年を迎えられ、退社されることは本当に名残り惜しく、まだまだ教えて頂きたいことが沢山あるような気がいたします。今後も変わらぬ 後進の指導をお願い申し上げると共に、どうか健康に留意され、お元気でご活躍ください。
今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。