卒園式の挨拶(保護者代表謝辞)文例/例文

本日、この○○保育園を巣立っていきます24名の卒園児の保護者を代表いたしまして、ひと言、お礼の言葉を述べさせていただきます。

穏やかな春の訪れのなか、このような心温まる卒園式を催していただき、心より感謝申し上げます。

ご来賓の方々や地域の皆様には、子ども達のために、常日頃からご尽力いただき、保護者一同 心よりお礼申し上げます。

卒園の日を迎え、初めて保育園にお預けした頃からのことを懐かしく思い出します。

私言ですが、第三子となる○○が△△保育園に入園しましたのは6年9ヶ月前のことでした。先日園長先生から、保育期間では最長だったということを伺い、あらためて驚きましたが、その当時は、まだ首も座らない子どもを預けるのに寂しさもありました。

その時 担任してくださったのが、今担任の■■先生で、二人三脚で育てているような心強さを感じていました。
私としましては、また■■先生の手により今日この日を迎えられましたことに、感慨深い思いがあります。

さて、振り返ってみますと、泣いている子どもを先生にお願いして
後ろ髪を引かれる思いで仕事に出かけたこと。
お迎えが遅くなると、親の顔を見つけて、うれしそうに抱きついてきたことなどが懐かしく思い出されます。

そんな親の不安な思いを吹き飛ばしてくれたのは、名前を覚えてくださり、子どもの目線で声かけしてくださる園長先生をはじめ、諸先生がたの明るい笑顔と、いろいろな場面で感じる、温かいお心遣いでした。

これまでの保育園生活では、親子共々さまざまな思い出が胸をよぎります。
運動会では、怖がって飛べなかった跳び箱を見事に飛び越え、
その一瞬に、それまでの練習と先生の励ましと、子どもの勇気を感じ、感動したものです。
発表会では、毎日練習を重ね、お友達と協力して成し遂げることを学び、本番では、わが子の見違える姿に、毎年驚かされました。

デジタル社会となりつつある今、節分や七夕、夏祭りや餅つきなど
四季折々の行事を体験させてもらいました。

思い出となった沢山の行事は、先生方がいつも子ども達のために心を尽くして準備をしてくださったおかげです。
言葉に尽くせるものではありませんが、本当にありがとうございました。

△△保育園の、自由でのびのびとした園風のなかで、子ども達はそれぞれの特性を存分に発揮し、成長していった気がします。
心より感謝申し上げます。

子ども達は本日、元気に巣立ちの日を迎え、四月からはいよいよ、小学校に入学いたします。
皆様からいただいた沢山の思い出や教えを胸に、大きく羽ばたいていってほしいと思います。

最後になりましたが、今後、△△保育園のますますのご発展と、先生方、ご来賓の皆様方のご健勝を祈念いたしまして、お礼の言葉といたします。

平成●●年●月●日

保護者代表