卒園式の謝辞(保護者代表)文例/例文

本日、この○○幼稚園から巣立って行きます60名の卒園児の保護者を代表いたしまして、ひと言、お礼のことばを述べさせていただきます。

やわらかな日ざしに、花のつぼみも、ふくらみ始め、若葉も萌え出す早春のこの佳き日に、わたくしどもの子どもたちのために、厳粛、かつ盛大な卒園式を執り行なっていただきまして、誠に、ありがとうございました。園長先生をはじめ、諸先生方に、保護者一同、厚く御礼申し上げます。

また来賓の皆様におかれましては、公私共に、お忙しい中、御臨席を賜りまして、誠に、ありがとうございました。皆様からいただきました心温まるお祝いのお言葉と、励ましのお言葉は、卒園する子どもたちの胸に、深く刻まれたことと思います。

そして只今、園長先生より卒園証書をいただく子どもの姿に、万感の思いが、胸に迫ってまいりました。

思い起こしますと、3年前に幼稚園の門をくぐりまして、あの幼かった子どもたちが、こうして、たくましく成長することができましたのも、先生方の親身で、熱心なご指導のおかげでございます。

いろいろな園の行事に参加してきた子どもたちですが、特に、夏のお泊り保育では、お迎えに行きました時に、目を輝かせている我が子に、「夜は、どうだった?」、「よく眠れた?」とか、いろいろと聞かなくても、このお泊り保育で、すばらしい体験をしたんだろうなぁ、と実感いたしました。それと同時に、一晩中、見守ってくださった先生方のご心労に対して、手を合わさずにはいられませんでした。命を預かるご心労は、相当なものだと思います。本当に、きょうまで、ありがとうございました。

子どもたちは、溢れんばかりの思い出を胸に、きょう、この幼稚園を飛び立ってまいります。行く手には、大きな嵐が待ち受けているかもしれませんが、この○○幼稚園で培った「生きる力」で、力強く、乗り切ってくれることと信じております。

誠に勝手ではございますが、今後とも温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、○○幼稚園の今後の益々のご発展と、園長先生をはじめ、諸先生方の、ご健康と、お幸せをお祈り申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。

長い間、どうも、ありがとうございました。

平成18年3月24日

卒園児 保護者代表