労組の委員長立候補者のあいさつ文例/例文

今回、委員長の改選にあたりまして、私、技術部の○○△△は委員長として立候補いたしました。この席上をかりまして、組合員の皆さんのご支援を得たいと思います。

当労働組合は、会社の発展とともに大きくなりまして、今日では組合員は千人をこえる大世帯となりました。この大勢の生活と幸福が、この組合にかかっているのでありますから、労組の運営はよほど心をしめてかからねばなりません。

労組と企業はしばしば車の両輪にたとえられます。この二つの車輪の上に、企業繁栄がなりたっているのですから、両輪のどちらか一方が摩滅しても、企業繁栄はぐらつきます。これをぐらつかせないためには、私たちは絶え間なく、企業経営に対して労使の立場を

明確にして真面目に建設的な批判を行ない、そして労働条件全体の改善につとめなければなりません。

委員長は、この労働条件、労働生活の諸条件の改善に向かってカジをとる舵手のようなものであります。平穏なときばかりはなく、風雪や台風のときだってあるにちがいない。しかしいかなる困難に直面いたしましょうとも、私は舵手としての判断をあやまらぬよう安着させる自信を持つものであります。

組合員の皆さまの絶大なご支援が得られますよう、期待するものでございます。