退院挨拶文(3例)文例/例文

退院挨拶文1:

拝啓 新緑の緑増す季節となりました。いかがお過ごしですか。

 私入院中はいろいろご配慮をいただき、また御多用中のところをたびたびお見舞いくださり、結構なお見舞いの品まで頂戴いたしまして、まことにありがとうございました。

 お蔭様で▲月▲日退院し、今月いっぱい自宅で療養につとめることになりましたので、御報告かたがた御挨拶まで。

敬 具

   ▲月▲日

退院挨拶文2:

拝啓 初秋の空が爽やかな折柄、お変わりなくお過ごしのことと存じます。

 長らくご心配をかけましたが、やっと全快いたしました。いよいよ貴兄ともお別れかと、ひそかに覚悟したこともありましたが、悪運強く命拾いをしました。しかし胃が半分になったわけですから、これからは痛飲を楽しむというわけにはいきません。それを思うとさびしい気もしますが、なんといっても命あっての物種です。こんな目にあわなければ、不摂生のしどおしで、かえって命をちぢめたに違いないのですから、拾った命を大切に、じっくり人生を味わう心構えでいこうと考えています。

 入院中はたびたびお見舞いをいただき、家政上のことまで家内の相談に乗っていただいたそうで、感謝ひとしおです。いろいろありがとうございました。もう▲日ほど静養したら仕事に戻るつもりでおります。まずは書中にてお礼申しあげます。

敬 具

   ▲月▲日

退院挨拶文3:

拝啓 晩夏の候、ますます御清祥のこととお喜び申しあげます。

 さて小生■■のため入院いたし、長々と勤務をおこたり御迷惑をおかけいたしました。このたびようやく退院を許され、去る▲日帰宅いたしましたので御報告申しあげます。

 入院中は御懇篤なお見舞いを賜りましたのみか、さまざまな御便宜をおはかりくださり、留守宅にまでお力添えいただきまして、まことに申し訳なく存じます。ありがとうございました。

 それにつけても早速に出勤いたし、御恩に報いたく存じますが、なにぶんにも病臥▲カ月で歩行もたどたどしく、気持ちのみあせって情ない有様なので、むこう▲日間ほど自宅で休養いたしたく、重ねて勝手をお願いいたす次第でございます。

 復帰を期しつつ、書中失礼ながら御挨拶申しあげます。

敬 具

   ▲月▲日